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NEUTRAL COLORS 3   大人になって見る行きたい学校の夢

2,750円

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編集:加藤直徳 発行:NEUTRAL COLORS B5サイズ 264ページ ------------- 【出版社より】 特集: 大人になって見る行きたい学校の夢 第2号の「子どもの学校」特集とゆるやかにつながる学校特集後編。インドネシアのコレクティブ、ルアンルパを訪ね、大人の学びについて考える。スイスの美大に入ったジュエリーデザイナー、バークリー音楽大学におじさんになって入学した話、国際教養大(AIU)の先鋭教育など、大人になって行く学校についてのレポート。温又柔さんや上間陽子さんらが語る「学ぶことの意味」。なぜ大人は学び続けるのかという根源的な問いに、正面から向き合うイシュー。リソグラフとオフセットが重なり合う、実験に満ちた誌面デザインで伝える。 ------------- 【またたび文庫の感想文】 2020年創刊のインディペンデント雑誌。 元TRANSIT編集長の加藤直徳さん グラフィックデザイナー加納大輔さん によるプロジェクト。 第一号「自分でつくると決めたインドの朝」 第二号「子どもが初めて学校に入る朝のこと」 につづく第三号は 「大人になってみる 行きたい学校の夢」 クリエイター、大学教授、音楽家、ふつうの学生 あらゆる立場にいる人たちの「学びの場」を取り上げる。 はじめに取り上げられる「学校」は、 インドネシアのアートコミュニティ 「ルアンルパ」。 本誌編集者としての加藤さんご自身が 20代で学びを得た場所である。 集まっている人々は多様で 建築家やデザイナー、DJ、地元の子どもたち。 24時間開かれたその場所で、 各々が自由に制作活動や仕事をしたり、ぶらぶら遊んでいる。 そこで大事にされているのは 「ノンクロン」 ーただ集まって、だらだら話すこと。 無目的なコミュニケーションの積み重ねから 自然発生的にプロジェクトが立ち上がる。 プロジェクトが先にあるのではなく 個人間の深いかかわりあいが 結果として、プロジェクトをうむ。 個人が、新たな役割をになう。 関係性がずーっと循環しているような場所なのだ。 自ら納得して入った組織のなかで、 ある役割をこなしていく。 座学だけではない、身体的な経験こそ スキルを加速させるために必要なこと。 加藤さんにとっては 「ルアンルパ」でのできごとが いまにつながる原体験であった。 編者自身の超個人的な体験や想いを 出発点に制作しているニューカラー。 他者へのインタビューや寄稿文においても 筆者の本音をすくいとったテキストが編まれている。 本音で語るときにあらわれる 微妙な感情の振れ幅をことばにしたテキスト 読みごこちをより深いものにするデザイン リソグラフの色使いと紙の質感 とてつもない密度のチームプレイと 循環がみえるすばらしい作品。 編者自らの想いに始まりつつ 組織がなせる、最良のアウトプットを貫徹している。 ここまで胸の奥深いところに 衝撃をあたえる雑誌はほかにないと思う。 表層的なかっこよさではない ほんものをみたい人へ 満を持して推薦する一冊です。 わたしもひとつひとつ積み重ねつつ 新しい刺激に心をひらいて 生きていきたいなー。

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