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暮らしを手作りする  鳥取・岩井窯のうつわと日々

2,200円

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山本教行 2019年 スタンド・ブックス   四六判 ソフトカバー 168ページ  ---------- 【出版社より】 山本教行さんはその人生をもって「民藝」の道のりを生きてきた最後のひとです。 ――平松洋子 鳥取の山あいに、全国の器好きが通う窯元がある。年間一万人が足を運ぶ、岩井窯・山本教行が積み重ねてきた美しい暮らしのつくり方。 【目次】 いつも、ここに、ただ生きて Ⅰ. 暮らしを見つめる  ずっと自分の暮らしがしたかった| 人生を決めた吉田璋也先生との出会い | 民藝の先生方のファッションに憧れて | 陶工の道を志して出西窯へ | 暮らしにその人が表れる | ゼロからふたりで築いた暮らし Ⅱ. 自分でつくる 見えない「含み」は暮らしから形づくられる | 作陶の原点を教えてくれたリーチさん | 目の前の材料で何ができるかを考える | つくったところからが本当のはじまり | ものから栄養をもらう | ふつうのたい焼きでふつうじゃないたい焼きをつくる *岩井窯の土鍋レシピ 土鍋焼ビビンバゆば雑炊 | 粕汁 | 特製あんこ/そばがきぜんざい Ⅲ. ものと付き合う うつわのよさはうんと使わないとわからない | ものには見合った重さがある | 「壊れない」ではなく「壊さない」を教える | 「便利」より「情緒」が暮らしを豊かにする | ものを買うことは人生のひと区切りを買うこと | つくるものと選ぶもので物語を編む Ⅳ. 見る目を養う 自分にとっての「おいしい」が本当においしい | テーマを絞って集めてみる | 見る目を教えてくれた金津滋さん | 流れのなかで料理とうつわを組み立てる | いいものを買うとものさしができる | 背伸びをするから身の置きどころがわかる *岩井窯のおうちごはん トマトの中華スープ | じゃがいもとねぎのシンプルコロッケ | かれいの蒸し焼き グリーンソース添え | 塩さばのアヒージョ/塩さばのアヒージョと甘えびのピザ Ⅴ. 人とつながる 響き合うから生涯続く縁になる | 言葉ではなく場から感じてもらう | 注文は人を育てるもの | 「おかげさまで」という民藝の思想 あとがき 岩井窯の歩み クラフト館 岩井釜案内/岩井釜 取扱店一覧 ---------- 【またたび文庫の感想文】 鳥取県・岩美町。人口1万人あまりの小さなまち。 陶芸家の山本教行さんは、 その場所に岩井窯をかまえ、50年あまりがたった。 1998年には「クラフト館 岩井窯」として 山あいの中、千坪の敷地に工房とギャラリー、喫茶をオープン。 今では都市圏から年間1万人以上が訪れるその場所で 山本さんは、変わらぬリズムでくらしを続けている。 ”「暮らしをてづくりする」とは言い換えれば 「自分の使いいいように、すべてを整えること」。” (p8より) 1920年代後半からはじまった民藝運動。 柳宗悦らは、単に民藝品の普及活動に勤しんでいたわけではない。 運動の中心にあったのは、くらしの質的な向上であった。 工業化に邁進する世の中で置き去りにされる、個人のゆたかな感性。 日々の生活こそ、それらを掬い上げていく実践的な営みなのだ。 その精神を受け継ぎ、 今もしずかに自分の営みを続ける山本さんの 彼らの暮らしを綴った写真と文章。 ぜひ。

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