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若松英輔
2016年 慶應義塾大学出版界
四六判 ハードカバー 192ページ
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【出版社より】
哲学者は詩人たり得るか?
日本古典の思想性を「詩」の言葉で論じた小林秀雄――。
古今・新古今の歌に日本の哲学を見出した井筒俊彦――。
二人の巨人を交差させ、
詩と哲学の不可分性に光をあてる、清廉な一冊。
目次
一 言葉とコトバ
二 ランボーの問題
三 生けるムハンマド
四 美しい花
五 ロシア的霊性
六 リルケの問題
七 ベルクソンと『嘔吐』
八 二つの主著
九 継承と受容
十 それぞれの晩年
あとがき
著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
若松英輔(Wakamatsu Eisuke)
1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選。
代表著作に、『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会、2011年)『魂にふれる』(トランスビュー、2012年)『吉満義彦 詩と天使の形而上学』(岩波書店、2014年)など。