




IN/SECTS 2024年10月17日
B6サイズ
1.9 x 12.8 x 18.2 cm
ソフトカバー 272ページ
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【出版社より】
本書はIN/SECTS Magazineの中でもスマッシュヒットを記録した vol.13「NEW BOOK SHOP CULTURE」とvol.16「本をつくる」を合本したものだ。合本とは言え、それだけにはとどまらず、新たに誕生したレーベルやブックショップを取材し、さらに、販売方法やブックフェアについても収録している。
本書からは、vol.13とvol.16をリリースした当時の熱量と現在進行形で変化している本づくりと取り巻く環境について感じてもらえるはずだ。
また、前述の通りつくり手や書店の紹介に加えて、いかにして売るかという方法論と増加している新たな売る場にも着目し、紙面全体を再構成しなおしている。
なぜなら、編集部自体、この1年、さまざまな場で販売を行ったり、つくり手のみなさんの販売を見聞きする中で、ジャンルによって分かれていた売り場に、これまで異質と感じられていたレイヤーの人々が集い共に本を楽しむという姿をまざまざと体感したからだ。
世間では書店がなくなるニュースが後を立たない、さらに言えば書店に対する頓珍漢な補助の話まで出てくる始末だが、そんな中でも編集部の周りから聞こえてくる声は、とても元気だ。ますます、溌剌とする気配さえ感じずにはおれない。余談だが、お隣の国、韓国では本を読む行為がかっこいいと、「テキストヒップ」などという言葉も生まれているらしい。
だからと言って手放しで「未来は明るい!」などというつもりはないけれど、工夫やアイデアがたっぷり詰まった本づくり、そして、本を売るを改めてお楽しみください。
(出版社HPより)