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前川公美夫/著
亜璃西社 2012年
A5判ソフトカバー
416ページ(図版多数収載)
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【出版社より】
"北海道における映画草創期の実情を明らかにする、精緻な映画史研究"
明治30年のシネマトグラフ北海道初登場から、明治45年に撮影された初の道内ロケ劇映画まで、明治期の北海道における興行や製作など、映画草創期の実情を明らかにする精緻な映画史研究。当時の新聞記事や広告から丹念にたどる調査や取材により、知られざる事実を多数発掘。明治時代の北海道における映画の歩みを正確に記録した、前人未到の書。
<著者>
前川公美夫(まえかわ・くみお)
1948年登別市生まれ、室蘭市育ち。1971年北海道大学工学部建築工学科卒業。北海道新聞社で文化部長、編集委員、道新ぶんぶんクラブ事務局長、出版委員などを務めて退職。2010年から(財)札幌市生涯学習振興財団理事長。著書に『有島武郎の札幌の家』(星座の会)、『北海道洋楽の歩み』(北海道新聞社)、『北海道音楽史』((1992年=私家版、1995年=大空社、2001年新装版=亜璃西社)、『響け「時計台の鐘」』(亜璃西社)、『頗る非常! 怪人活弁士・駒田好洋の巡業奇聞』(新潮社)がある。また、アマチュア室内オーケストラ「札幌シンフォニエッタ」と「テー・デュ・ノール木管五重奏団」でファゴット演奏を楽しむ。