



福岡 正信 著
春秋社 2024年12月
四六判 ハードカバー
488ページ
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【出版社より】
自然に仕え、自然と共生する「農」を考える。深刻化する地球規模の砂漠化と緑の喪失を救う道。
【目次】
はじめに
序 章 人は何によって生きるか
一 人はパンのみで生きるのではない
二 ただ生きておればよい
第一章 大地の崩壊
一 イミテーションのアメリカ大陸と近代農業の落とし穴
二 砂漠化は防げるか
第二章 食の崩壊
一 逆転した日本食
二 アメリカの自然食ブーム
三 種子戦争が始まった
第三章 文化の崩壊
一 下駄ばきヨーロッパ探訪記
二 王様・肉と教会・ワインの農業(カルチャー)
三 ヨーロッパ文明の沈滞――衣食住にみる西洋哲学
四 パリの平和運動
第四章 日本の自然と農業の崩壊
一 松枯れにみる自然の崩壊
二 果物実バエの侵入の恐怖
三 農村哲学の衰え
四 自然農法の体験と哲理
五 自然農園の姿と心
六 自然農法の未来
七 ブッシュマンの原始生活と理想郷
第五章 自然と神と人
一 さまよう神
二 自然即神――自然が神を創る
三 時空を超える時間と空間を知らない神
付記一 時空を斬る
付記二 一九八八年度 ラモン マグサイサイ賞 公共奉仕部門
付記三 インドの緑化
『自然に還る』復刊にあたって