



岡本よりたか (著)
内外出版社 2024年
四六判 ソフトカバー
304ページ
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【出版社より】
「生きぬくために“買う”から“つくる”へ」
全国各地で「自給農」を伝えている無肥料栽培家が満を持して書き下ろした、これから役立つ新しい生き方論。少子高齢化や自給率、労働力の低下などが取り上げられるこの国の未来に一石を投じるような話題作です。
(本文「はじめに」より)
『この本のタイトルは「おひとり農業」と名づけられました。
誤解のないように書いておくなら、決して「独りきりで農業をやりなさい」と言いたいのではなく、かつ「独りで生きていきなさい」と言いたいのでもありません。
真意は逆です。自分の視点で、自分の感性で、食べるものの一部でもいいから作ってみてほしい。それを通して生きていることや感じていることを実感していただきたい。そんな思いが込められています。』
【目次より】
[はじめに]もうひとつの視点
[第1章]生きぬくための「買う」から「つくる」へ
[第2章]そもそも「野菜」って、どうやって作るの?
[第3章]まずは「土」のことを学ぶ
[第4章]巡る季節の野菜作り基本の“き”
[第5章]暮らしに合った「種蒔き」カレンダーを作ろう
[第6章]四季折々に作る調味料と保存食
[おわりに]生きぬくために自分でできること
(本文「おわりに」より)
『「おひとり」と言う言葉ですが、その言葉の中には、自分を見つめ直すという意味も含まれています。他人軸ではなく自分軸で動きながら生きていく。そして各々が得た知識と知恵と経験をもとに、お互いに助け合い、励まし合い、共有し合う、それが「おひとり農業」の真髄なのです。』